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   <title>神としての天狗</title>
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   <published>2009-09-09T07:00:25Z</published>
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      <![CDATA[神として信仰の対象となる程の大天狗には名が付いており、愛宕山の太郎坊、鞍馬山の僧正坊（鞍馬天狗）、比良山の次郎

坊の他、比叡山法性坊、英彦山豊前坊、富士山太郎坊、白峰山相模坊、等が知られる。滋賀県高島市では「グヒンサン」と

言い、大空を飛び、祭見物をしたという。高島町大溝に火をつけにいったが、隙間がなくて失敗したという話が伝わってい

る。鹿児島県奄美大島でも、山に住む「テンゴヌカミ」が知られ、大工の棟梁であったが、嫁迎えのため六十畳の家を一日

で作るので藁人形に息を吹きかけて生命を与えて使い、二千人を山に、二千人を海に帰したと言う。愛媛県石鎚山では、6

歳の男の子が山頂でいなくなり、いろいろ探したが見つからず、やむなく家に帰ると、すでに子供は戻っていた。子に聞く

と、山頂の祠の裏で小便をしていると、真っ黒い大男が出てきて子供をたしなめ、「送ってあげるから目をつぶっておいで

」と言い、気がつくと自分の家の裏庭に立っていたという。

 山神としての天狗
天狗はしばしば輝く鳥として描かれ、松明丸、魔縁とも呼ばれた。怨霊となった崇徳上皇が、天狗の王として金色の鷲とし

て描かれるのはこのためである。また、山神との関係も深く、霊峰とされる山々には、必ず天狗がいるとされ（それゆえ山

伏の姿をしていると考えられる）、実際に山神を天狗（ダイバ）とする地方は多い。現在でも、山形県最上郡の伝承にみえ

る天狗は白髪の老人である。山伏を中心とする天狗の信仰は、民間の仏教と、古代から続く山の神秘観山岳信仰に結びつい

たもので、極めて豊富な天狗についての伝説は山岳信仰の深さを物語るものである。

山形県などでは、夏山のしげみの間にある十数坪の苔地や砂地を、「天狗のすもう場」として崇敬し、神奈川県の山村では

、夜中の、木を切ったり、「天狗倒し」と呼ばれる、山中で大木を切り倒す不思議な音、山小屋が、風もないのにゆれたり

することを山天狗の仕業としている。鉄砲を三つ撃てばこうした怪音がやむという説もある。その他、群馬県利根郡では、

どこからともなく笑い声が聞こえ、構わず行くと更に大きな声で笑うが、今度はこちらが笑い返すと、前にもまして大声で

笑うという「天狗笑い」、山道を歩いていると突然風が起こり、山鳴りがして大きな石が飛んでくる「天狗礫」（これは天

狗の通り道だという）、「天狗田」、「天狗の爪とぎ石」、「天狗の山」、「天狗谷」など、天狗棲む場所、すなわち「天

狗の領地」、「狗賓の住処」の伝承がある。金沢市の繁華街尾張町では、宝暦五年(1755 )に『天狗つぶて』が見られたと

いう。静岡県の小笠山では夏に山中から囃子の音が聞こえる怪異「天狗囃子」があり、小笠神社の天狗の仕業だという。佐

渡島（新潟県佐渡市）でも同様に「山神楽」（やまかぐら）といって、山中から神楽のような音が聞こえる怪異を天狗の仕

業という。岐阜県揖斐郡徳山村（現・揖斐川町）では「天狗太鼓」といって、山から太鼓のような音が聞こえると雨の降る

前兆だという。

また夜中に明かりをつけ飛ばす「天狗の火」の話など、神奈川県津久井郡内郷村で夜中に川へ漁に行くと真っ暗な中を大き

な火の玉が転がることがある。河原の石の上を洗い清め採れた魚を供えると、火の玉が転がるのが止まる。また投網を打ち

に行くと、姿は見えないが少し前を同じく投網を打つものがいる。また大勢の人の声や松明の灯が見えるが誰もいない、こ

れは「川天狗」と称し、川天狗に対して山に住む天狗を「山天狗」ともいう。

「天狗の揺さぶり」の話もある。山小屋の自在鉤を揺さぶったり、山小屋自体までガタガタ揺する。さらには普段住んでい

る家まで揺する。埼玉県比企郡では天狗が家を揺さぶるのは珍しくなく、弓立山近くの山入では夜、山小屋を揺さぶる者が

居るので窓からそっと覗くと赤い顔の大男がいたので、驚いて山の神に祈り夜を明かしたという話が伝わっている。


『ウィキペディア（Wikipedia）』引用
神として信仰の対象となる程の大天狗には名前がつくことは知りませんでした。

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